新華社記者 徐昱 撮影
浙江省杭州市茶摘み職人が梅家塢村の茶畑で3月21日、西湖竜井茶の2016年度の一番茶を摘んでいる。ベテランの茶摘み職人が1日かけて摘んだ青い葉を煎ると、およそ500グラムの竜井茶が出来上がる。
だんだんと気温が上昇するとともに、同市西湖の竜井茶一級保護地区の竜井村、梅家塢村、竜塢村、翁家山村などお茶の産地の茶畑農家の人々が続々と2016年度の西湖竜井茶の一番茶を摘み始める。現地の茶農家は、「先の寒波の影響で、西湖竜井の新茶の摘み取り時期が昨年より10日近く遅れたため、価格もやや上昇している。竜井茶の新鮮茶葉は焙煎工程を経た後、加工すれば販売することができる。これは最高品質を誇る西湖竜井茶の新茶『明前茶』が続々と出回ることを意味している」と語る。