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人民元「逆転」して上昇、安定維持がたぶん今後の一定期間の基調だろう
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-02-16 16:28:49 | 新華網 | 編集: 谢艳

   新華網北京2月16日(記者/姜琳)申年の取引初日に、人民元の対米ドル為替レートは継続的に上昇し、オフショアとオンショアの両方で6.50を上回った。オンショア人民元は15日14時に参考為替レートが6.4916で、5日と比べて終値は785ポイントまで増加した。近年で1日当たりの上昇幅が最も大きかった。専門家は人民元為替レートの安定維持はたぶん今後、一定期間の基調になるだろうとの見方を示した。

   「主因は米ドル指数が短期的に低水準に陥ることだ。海外で不安定な状態が続く中で、人民元はかえって『避難港』になる可能性が高い。」国泰君安のアナリスト、徐寒飛氏はこう語る。

   中央銀行の周小川総裁はこのほど、投機的エネルギーが市場の傾向を導くのではなく、人民元が継続的に切り下がる基盤もないと明確に表明した。周小川総裁はまた、「市場に時々、欠陥が現れ、投機的エネルギー、又は短期的傾向及び羊の群れ効果(追随行動の効果)に支配されるときは、我々の変動為替レートシステムを依然として管理する必要がある。」と強調した。

   華泰証券の張晶研究員は次のような見解を示した。中国は世界での競争において、リスクとチャンスが併存している。中国の資本市場及び為替レート市場は前期のリスクが出現する過程で、一定のチャンスが現れている。近年はオンショア人民元の為替相場が連続して上昇していることは、その明らかな例と言える。

   徐寒飛氏は「2月に米ドルは持続的に下落する可能性があり、中国の外貨準備高は減少せずに、逆に増加に転じると予想される。」と述べた。

 

(新華社より)  

 

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16日人民元対米ドル基準値下がる 1ドル=6・5130元

新華網日本語

人民元「逆転」して上昇、安定維持がたぶん今後の一定期間の基調だろう

新華網日本語 2016-02-16 16:28:49

   新華網北京2月16日(記者/姜琳)申年の取引初日に、人民元の対米ドル為替レートは継続的に上昇し、オフショアとオンショアの両方で6.50を上回った。オンショア人民元は15日14時に参考為替レートが6.4916で、5日と比べて終値は785ポイントまで増加した。近年で1日当たりの上昇幅が最も大きかった。専門家は人民元為替レートの安定維持はたぶん今後、一定期間の基調になるだろうとの見方を示した。

   「主因は米ドル指数が短期的に低水準に陥ることだ。海外で不安定な状態が続く中で、人民元はかえって『避難港』になる可能性が高い。」国泰君安のアナリスト、徐寒飛氏はこう語る。

   中央銀行の周小川総裁はこのほど、投機的エネルギーが市場の傾向を導くのではなく、人民元が継続的に切り下がる基盤もないと明確に表明した。周小川総裁はまた、「市場に時々、欠陥が現れ、投機的エネルギー、又は短期的傾向及び羊の群れ効果(追随行動の効果)に支配されるときは、我々の変動為替レートシステムを依然として管理する必要がある。」と強調した。

   華泰証券の張晶研究員は次のような見解を示した。中国は世界での競争において、リスクとチャンスが併存している。中国の資本市場及び為替レート市場は前期のリスクが出現する過程で、一定のチャンスが現れている。近年はオンショア人民元の為替相場が連続して上昇していることは、その明らかな例と言える。

   徐寒飛氏は「2月に米ドルは持続的に下落する可能性があり、中国の外貨準備高は減少せずに、逆に増加に転じると予想される。」と述べた。

 

(新華社より)  

 

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