超新星爆発は、大質量の恒星が死亡する段階に発生する激しい爆発現象で、この巨大エネルギーは大量の放射性元素の衰退 変化によって生まれるとされる。しかしこの解釈は、史上最大規模の超新星爆発「ASASSN-15lh」に当てはまらない。なぜなら発見後のわずか4カ月内で、この爆発によって生まれたエネルギーが、太陽が現在の強度に基づき900億年燃焼した分に達したからだ。これほど莫大なエネルギーに必要な放射性元素の質量は、すべての恒星を合計した分を上回る。
同チームは、ASASSN-15lhの放射エネルギーには、より大きなエネルギー源が必要だと判断した。このエネルギーはコアの爆発によって残されたコンパクト天体から得られる。戴氏はこれまでの研究成果に基づき、この爆発によって残されたコンパクト天体は、中性子星ではなく誕生したばかりのクォーク星だと推測した。
(人民網日本語版)
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