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中日関係は回復の勢いを維持しているが、正常な発展の軌道への復帰は 任重くして道遠し――2015年中日関係の大事記
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-12-08 08:37:57 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

 【新華社北京12月8日】2015年、中日双方の共同の努力のもとで、両国関係は行き詰まった状態からしだいに抜け出し、回復の勢いを維持しているが、それと同時に、両国関係の敏感性や復雑性も依然として比較的際立っており、改善の勢いはまだ弱く、正常な発展の軌道への復帰は 任重くして道遠しとなっている。

 4月22日、習近平国家主席がジャカルタでアジア・アフリカ首脳会議(バンドン会議)に出席した間に、要請に応じ日本・安倍晋三首相と会見し、中日関係の一層の改善と発展のために方向性を確定した。5月23日、習近平主席は人民大会堂で中日友好交流大会に出席し重要演説を行い、中日双方は歴史を鑑とし、未来に目を向ける精神で、平和の発展を共に促進し、世代をわたる友好を共にはかり、両国で共に美しい未来を創り、アジアと世界のために協力していくべきだと強調した。習近平主席のこの言葉は、中日関係改善に対する中国政府の誠意や、両国の民間交流への重視を再び現しており、中日関係の回復への確定でもある。今回の中日友好交流大会はここ数年の中日両国の民間交流に関わる一度の大イベントで、政治、経済、観光、文芸など各界の日本の友好人士3000人余りが出席した。大会では、両国が民間の交流協力を強化し、中日の世代をわたる友好のために手を携えて努力することを呼びかける「中日友好交流大会提起書」が、中日各界の 人士により共同で発表された。また、11月1日夜、李克強総理が韓国・ソウルで第6回中日韓首脳会議に出席した間に、要請に応じ日本・安倍晋三首相と会見し、歴史を正視し、平和的な発展、協力を深化すると強調したことが、中日関係の回復を一層推進させた。

 中日両国の指導者による上述の数度の会合を経て、両国関係は今年いくらか回復してきたが、その敏感性や復雑性は依然として目立っており、正常な発展の軌道への復帰は任重くして道遠しとなっている。しかし、中日両国人民の友好は両国の根本的利益に一致し、アジア太平洋地域や世界の平和的発展、繁栄のニーズにも一致しており、両国政府及び平和を愛する各界の人士にとっての共通の願いだといえる。「徳は孤ならず 必ず隣有り(本当に徳のある人は 孤立したり、孤独であるということは無い)」なのだ。中日両国人民が真摯で友好に付き合い、徳をもってよき隣人となれば、きっと世代をわたる友好を実現することができるだろう。

 私たちは2015年に中日関係がたどった重大事件を共に振り返り、平和とすばらしい未来を待ち望むことにしよう。

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中日関係は回復の勢いを維持しているが、正常な発展の軌道への復帰は 任重くして道遠し――2015年中日関係の大事記

新華網日本語 2015-12-08 08:37:57

 【新華社北京12月8日】2015年、中日双方の共同の努力のもとで、両国関係は行き詰まった状態からしだいに抜け出し、回復の勢いを維持しているが、それと同時に、両国関係の敏感性や復雑性も依然として比較的際立っており、改善の勢いはまだ弱く、正常な発展の軌道への復帰は 任重くして道遠しとなっている。

 4月22日、習近平国家主席がジャカルタでアジア・アフリカ首脳会議(バンドン会議)に出席した間に、要請に応じ日本・安倍晋三首相と会見し、中日関係の一層の改善と発展のために方向性を確定した。5月23日、習近平主席は人民大会堂で中日友好交流大会に出席し重要演説を行い、中日双方は歴史を鑑とし、未来に目を向ける精神で、平和の発展を共に促進し、世代をわたる友好を共にはかり、両国で共に美しい未来を創り、アジアと世界のために協力していくべきだと強調した。習近平主席のこの言葉は、中日関係改善に対する中国政府の誠意や、両国の民間交流への重視を再び現しており、中日関係の回復への確定でもある。今回の中日友好交流大会はここ数年の中日両国の民間交流に関わる一度の大イベントで、政治、経済、観光、文芸など各界の日本の友好人士3000人余りが出席した。大会では、両国が民間の交流協力を強化し、中日の世代をわたる友好のために手を携えて努力することを呼びかける「中日友好交流大会提起書」が、中日各界の 人士により共同で発表された。また、11月1日夜、李克強総理が韓国・ソウルで第6回中日韓首脳会議に出席した間に、要請に応じ日本・安倍晋三首相と会見し、歴史を正視し、平和的な発展、協力を深化すると強調したことが、中日関係の回復を一層推進させた。

 中日両国の指導者による上述の数度の会合を経て、両国関係は今年いくらか回復してきたが、その敏感性や復雑性は依然として目立っており、正常な発展の軌道への復帰は任重くして道遠しとなっている。しかし、中日両国人民の友好は両国の根本的利益に一致し、アジア太平洋地域や世界の平和的発展、繁栄のニーズにも一致しており、両国政府及び平和を愛する各界の人士にとっての共通の願いだといえる。「徳は孤ならず 必ず隣有り(本当に徳のある人は 孤立したり、孤独であるということは無い)」なのだ。中日両国人民が真摯で友好に付き合い、徳をもってよき隣人となれば、きっと世代をわたる友好を実現することができるだろう。

 私たちは2015年に中日関係がたどった重大事件を共に振り返り、平和とすばらしい未来を待ち望むことにしよう。

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