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【新華社東京9月17日】日本の財政と債務状況を懸念し、世界の3大格付け機関のひとつであるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、日本の主権信用格付けをこれまでの「AA-」から「A+」に1段階引き下げ、格付見通しを「安定的」とした。
S&Pは同日公表したレポートで、次のような見方を示した。現在日本政府の主導する「アベノミクス」が今後2~3年以内に本国の経済成長の回復を成功させ、デフレの退勢を逆転させる可能性はあまりない。そして弱含みの経済情勢の下、日本の政府債務の圧力は過去の3~4年間で絶えず拡大している。日本社会の老齢化問題の悪化やデフレ状況の持続に伴い、日本の財務状況はすでに「非常に低迷」していることを明らかにした。
(新華網日本語)
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