中国国家発展改革委員会の範恒山副秘書長がこのほど明らかにしたところによりますと、中国の省エネと環境保護産業発展第12次五ヵ年計画では、今年の末までに、中国の省エネと環境保護産業の生産高は4兆5千億元に達する見込みだということです。これはエコ文明の建設に物質的基礎、技術面でのサポートを提供し、経済の発展に大きな役割を果たすとみられています。
15日に開幕した第6回中国天津浜海国際生態都市フォーラムで、範恒山副秘書長は、「グリーン生産において、技術付加価値が高く、資源の消耗が低く、環境汚染の少ない産業構造を構築し、グリーンデザインを導き、グリーン製品を生産して、グリーン産業を発展させながら、新しい経済成長のポイントを育む」と提案しました。さらに、勤倹節約で、低炭素と環境に優しいライフスタイルと消費モデルの構築を早めるよう呼びかけました。
いま、中国は世界最大規模の都市化プロセスを推し進めています。国家統計局のデータによりますと、2014年、中国の都市化率は54.77%に上り、都市人口は7億4900万人を上回ります。都市化プロセスの進展に伴い、資源環境の利用がますます厳しくなり、人口過密化、交通渋滞、環境汚染、緑地の減少など、多くの問題は都市の持続可能な発展を大きく制約するようになっています。
(中国国際放送局)
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