【新華社ブリュッセル8月28日】最近、世界の金融市場は不穏な動きを続け、欧米やアジアの一部の主要な株式市場における変動が拡大している。これに対し、ブリュッセルのシンクタンク、欧州政策研究センター所長、ダニエル・グロス氏は新華社記者の取材に応じた際、世界の金融市場の変動がエスカレートした根本的な原因は、世界経済の低迷の継続によるもので、中国の経済成長の減速のせいにしてはいけないと指摘した。
グロス氏は、現在世界経済は低迷し、欧州と米国は中低度の成長を実現させたが、成長の勢いはあまり強くない。しかしこれと同時に、中国経済は構造調整とモデル転換・アップグレードの困難な段階にあるが、経済は依然として中高速成長を維持しているとの見方を示した。
グロス氏は、中国経済が明らかにしたリスクは全体的にコントロールが可能で、中長期的な経済成長の見通しは依然として良好だとみなしている。
(新華網日本語)
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