【新華社上海8月17日】上海税関価格情報処の関連担当者、周傑氏の説明によると、昨年末以来、上海税関は全国に先駆けて輸入果物の「委託販売貿易」を試行した。即ち海外の輸出企業が国内企業に委託して果物を代理販売し、輸入価格が一時的に正確に申告できない状況の下、税関は委託販売協議により税金保証金を一括徴収し、また協議で取り決めた最低価格に基づいて輸入果物の課税徴収の通過を先行させ、貨物の国内市場での販売終了を待って、企業が実際販売数量や価格に基づいて、更に価格への補充申告を行うということだ。
上海浦江税関の魏煒副税関長は、次のようにみなしている。「委託販売貿易」の新ルート開拓には次の三つのメリットがある。一点目は価格に対する質疑を避け、輸入果物が急速に通関し、適時に市場に出回るよう保証できること。二点目は実力のあまりない海外の農場や企業のために中国市場の開拓のリスクやコストを低下させたこと。三点目は国内の中小企業の誠実な経営を導くことだ。
(新華網日本語)
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