緊急警報が8月1日午前6時20分、チベット軍区砲兵部隊の静寂を破った。緊急警報は同部隊に対して、8月3日午前10時までに演習エリアに入り、戦闘に備えるよう命じた。同部隊は直ちに緊急体制を整え、8時30分に集合エリアに向け出発した。同部隊の今年の実戦演習が、これにてスタートされた。
機械化行軍は3日の時間を要し、計600キロ以上を移動した。同部隊は移動中に実戦化の要求に従い、標高4800メートルの雪山、砂埃と石が舞う砂地を通過した。宿営地は「分散化で身を隠す」という指示に基づき設置された。すべての状況が実戦に則したものとなり、兵士の「移動、戦闘、食事、宿営、潜伏」といった実戦能力が磨かれた。部隊は今後の実戦演習に向け、堅固な基礎を固めた。