2015年8月3日、海信集団(ハイセンス・グループ)と日本のシャープが先月31日に同時発表したところによると、海信は2370万ドル(29億4000万円)でシャープのメキシコ生産拠点の全株式および資産を買収すると同時に、シャープの北米・中南米地域におけるテレビブランドの使用権および全ルートの資源を獲得するという。これは海信がシャープの米テレビ事業を全面的に引き継ぐことを意味する。新華網が伝えた。
シャープは1912年に設立され、「液晶の父」と呼ばれるほど液晶事業には定評がある。海信は今回の買収によって北米・中南米市場における生産能力と市場での優位性を迅速に強化することになり、同市場での売り上げが20億ドル(約2480億円)増加すると見込む。
海信のブランド建設業務を担う青島海信国際営銷株式有限公司が4日にメディア説明会を開く予定だ。
(人民網日本語版)
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