【新華社ローマ7月31日】第72回ベネチア国際映画祭は29日、各部門のノミネート作品を公表し、中国映画が目玉の一つになった。
今回、コンペティション部門にノミネートされた計21作品のうち、中国の趙亮監督のドキュメンタリー映画『巨獣』が中国映画として唯一、「金獅子賞」候補に挙がった。中国の管虎監督の新作映画『老炮儿』はフィナーレを飾るクロージング作品に決定した。中国映画は、この最も歴史の古い国際映画祭で2回連続でクロージング作品として上映される。昨年は中国香港の許鞍華監督の『黄金時代』が映画祭のフィーナーレを飾った。
また、中国の沈潔監督の短編映画『猴』がオリゾンティ部門にノミネートされ、中国台湾の蔡明亮監督の新作映画『那日下午』(Afternoon)も非コンペティション部門で上映される。
ベネチア国際映画祭は9月2日に開幕し、12日に閉幕する。コンペティション部門では最優秀映画「金獅子賞」を選出し、最優秀監督「銀獅子賞」及び最優秀男優賞・女優賞などを表彰する。
(新華網日本語)
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