【新華社ソウル6月19日】韓国保健福祉部中東呼吸器症候群(MERS)中央対策本部は18日に韓国でMERSと確実に診断され、また死亡した病例がそれぞれ3つ増加したと通達した。当部門は17日、政府の第1期目標は6月末までにウイルス発生の緩和を目指すことだと表明した。
韓国では現在、中東呼吸器症候群の病例がさらに増加する可能性が依然として存在するが、政府は第四世代の感染者の増加を抑えるためにエネルギーを集中させるとしている。これを受けて、韓国疫病予防当局は、6月2日から10日までにサムスン・ソウル病院を訪れた外来患者、入院患者の情報を収集し、MERSウイルスに感染しているかどうかの追跡調査を行うと表明した。
疫病予防当局はさらに、次のように説明した。5月27日から29日と6月2日から10日に、MERSに感染する可能性のある「危険な時期」にサムスン・ソウル病院で勤務する医療関係者にショートメッセージを送信し、関係症状が出ているかどうか、患者に付き添ったかどうかなどを調査し、関係者に症状が表れたときは直ちに衛生所に通知するように要請した。
韓国はでMERSと診断された患者は現時点で、累計165人に上り、死亡者は23人となっている。
(新華網日本語)
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