新華社記者 丁汀 撮
上海初の民間銀行・上海華瑞銀行が23日に開業し、一連の戦略的協力合意への調印が行われた。同行は均瑶集団などの民間企業10社が設立したもので、登録資本金は30億元(約588億円)に上る。
同行の凌濤董事長(会長)は、「本行は資産管理に特徴があり、『小規模・零細の大衆にサービスを提供し、科学技術イノベーションにサービスを提供し、自由貿易改革にサービスを提供する』ことを目標とする。すでに3カ月のテスト営業期間を経ており、この間に上海自由貿易試験区の企業に保証状(L/G)を必要とするプロジェクトでの『企業による担保提供、銀行による貸出』業務を初めて提供した。本行は今年初めに『FT自由貿易区専用帳簿勘定システム』の研究開発をスタートし、そう遠くない将来に運用を開始する見込みだ。また本行は『科学技術イノベーション金融サービスセンター』を設立しており、有名なベンチャーキャピタルとの協力を積極的に進め、投資と貸出が連動するモデルを模索していく」と説明した。
(写真/新華網日本語 文字/人民網日本語版)
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