【新華社北京5月13日】中国外交部の華春瑩報道官は12日の定例記者会見で質問に答えた際、日本の集団的自衛権解禁の問題に対して、中国側は中国の主権と安全利益を損なってはならないことを要求する、と示した。
ある記者は次のように質問した。報道によると、11日、日本与党の自民・公明両党は新たな安全保障法制について協議を行い、集団的自衛権の解禁が書き入れられた『武力攻撃事態法』改正案などを審査し、また正式に合意した。15日に国会に提出して審議を求める予定。中国側はこれに対しどのようにコメントするのか。
華春瑩報道官は次のように示した。日本の集団的自衛権解禁の問題に対して、中国側は既に何度も日本側に立場と懸念を表明し、日本側にアジア隣国の正当な安全的懸念を切実に尊重し、言行を慎んで、中国の主権と安全利益を損なってはならないよう要求する。
「中国側は日本の関連動向に密接に注視し続け、国家の安全と地域の平和安定を確固として擁護してゆく。」と華春瑩報道官は語った。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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