〇イメージ作りに1万元以上投入
就活生は、履歴書の顔写真を美しく修正する以外に、自分自身の「イメージアップにも出資を惜しまない。
他の多くの就活生から抜きんでようと、大学の金融学部で学ぶ趙亮さんは、自分の「イメージ作り」3千元以上と投入した。彼は、企業面談会の会場で、「販売担当者を募集する外資企業は、応募者の外見を非常に重視しており、面接時には、スーツ着用が求められる。ちょっと高級なスーツとワイシャツで2千元(1元は約19.3円)ほどかかる。さらに、ネクタイや革靴も入れると、3千元は必要だ。身近にいる女子学生の多くは、化粧品やヘアスタイルなど美容にかかる費用として、なんと1万元以上投入している!」と話した。
〇専門家「企業が求職者をチェックするポイントは、やはり能力」
黒竜江大学社会学部の曲文勇教授は、就活コストが高すぎるという現状について、次の通り分析した。
大学新卒生の数はここ数年増加の一途をたどっており、就職情勢は厳しさを増すばかりだ。このような情勢から、新卒生の就活コスト上昇がもたらされた。自分のイメージアップのために適度に身なりを整えることは、確かにある程度効果を発揮するが、自分の専門知識レベルを高め、実践能力を上げることの方がずっと大切だ。結局のところ、企業は、仕事の遂行力に長け、利益を生み出す従業員を最も欲している。この点から見れば、自分の外見より内面の能力を磨くことが、より重要であることは間違いない。
(人民網日本語版)
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