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【新華社長春5月12日】近年、日益しに急成長する中国の家事代行サービス市場に高学歴者層が出現した。従来の中年女性の家政婦と異なり、これらの4年制大学と大学院の卒業生は一定の知識の蓄積と専門技能を備えているため、多くの若い世代の家庭で歓迎されている。
「80年代生まれ」の家政婦、姜暁芳さんは安徽師範大学の卒業生だ。毎日の掃除、炊事、子供の送迎のほかに、自分の専攻と関連性のある「副業」もこなし、ロシア系企業向けにロシア語の書類の翻訳を行っている。
吉林省通化市出身の紀嘉嘉さんは浙江省のある大学の家政学科を卒業し、現在は江蘇省蘇州で家政代行サービスに従事している。紀嘉嘉さんの雇用者は、高いレベルの外国語、運転免許、秘書基礎知識及び初級医療看護知識を求めている。
紀嘉嘉さんは、次のように語った。自分の大学時代の多くの同級生が北京、上海、江蘇省、浙江省で高級家政代行サービス業界で働いている。家政学科のある大学は少ないため、「専攻学科」出身の学生たちは仕事がより探し易い。
高等教育を受け、専門の家政知識、さらには医療看護、マッサージ、母子のケアをする新世代「家政婦」が中国の多くの都市で人気を集めている。
北京、上海、広州などの大都市以外で、瀋陽、長春などの二三級省都の家政代行サービス会社でも高学歴の家政婦が現れ始めている。
(新華網日本語)
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