中国外交部の洪磊報道官は28日に行われた定例記者会見で、中国の準備した合わせて186トンの第1弾の援助物資が現地時間の午前11時にネパールの首都カトマンズに運ばれたことを明らかにしました。
また、中国軍の派遣した170人からなる救援隊と医療隊の主力チームが現地時間の27日夜カトマンズに到着しました。
洪報道官は「カトマンズの空港の駐機場が限られているため、救援隊や援助物資を運ぶ多くの国の飛行機がネパール側の着陸指示を待っている。中国はネパールと密接に連絡し、後続の救援隊と援助物資の早期到達に取組んでいく」と述べました。
なお、これまでに2000人あまりの中国公民が航空会社の飛行機を利用して帰国したということです。
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