新華社記者 史霄萌 撮
【新華社国連4月22日】4月20日は第6回目の「国連中国語デー」にあたる。ニューヨーク国連本部は同日、イベントを開催し、書画展、民謡の歌唱、民族音楽の演奏、講座及び交歓などの形式で「国連中国語デー」を祝った。
同日、米国で活躍する若手歌手の龐旋さんが中国の民謡に英語での説明を交えながらコンサート『唱游神州』を開き、語りと歌唱の2種類の方式で中国7省の最も代表的な民謡7曲を出演した。歴史的背景、地域特徴、歌唱スタイル、方言特徴及び発声方法などの方面から観衆にわかり易く解説した。
今年4月20日は中国の旧暦(農業を対象とする暦)で「穀雨」の節気にあたる。軒轅黄帝の史官の倉頡氏が中国で最も古い象形文字を創り出したと伝えられている。天の神様が倉頡氏が文字を創り出したことに感動し、作物を潤わす雨を降らせたことが「穀雨」の由来となった。2010年、国連は国連業務における中国語の運用を広げていくため、中国旧暦の「穀雨」の節気を「国連中国語デー」に指定した。