日本侵略軍第七三一部隊の遺跡に対する黒龍江省文物考古所の7ヶ月にわたる保護の結果、「七三一」の細菌実験を行う中心地であった「四方楼」の考古整理作業がほぼ完了しました。
総整理面積1万5337平方メートルから掘り出された建物の部品と金属、ガラス製容器などは1500点あまりで、8月下旬に展示される予定です。
関係者の話によりますと、細菌実験室と特設監獄(即ち「四方楼」)は、その建物が四角形であったことから「四方楼」と呼ばれ、日本軍第七三一部隊が細菌武器の研究と人体解剖を実施したことを立証する直接的な証拠となります。「四方楼」の地上部分の建物と設備は消失し、基礎部分だけが残されています。「四方楼」は抗日戦争勝利70周年を記念する重点展示プロジェクトの一環として、8月下旬に対外的に公開される予定だということです。
(中国国際放送局)
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