【新華社北京4月7日】韓国政府が6日に声明を発表し、日本政府が査定して通した歴史教科書で独島(日本では「竹島」と称する)の主権を主張したことに対して強く非難し、日本に韓日関係の改善のために誠意のある努力を出すよう促した。
声明では、次のように述べた。独島は歴史、地理と国際法に基づき韓国の固有領土であり、日本政府が独島に対する主権を主張し、歴史事実を歪曲・縮小・遺漏した歴史教科書を査定して通したことが、韓国に対してもう一度挑発を発しているに違いない。
声明では、日本政府が歪曲した歴史観とこんな歴史観を元とする領土観を次世代に教えるのは歴史的間違いを繰り返すに違いない。これは日本が周辺国家の信頼を獲得し、責任のある措置を取ることを考えていないと表明した。
韓国の連合ニュースの報道によると、韓国外交部の趙太庸(チョ・テヨン)第1次官は当日の午後に記者会見を開き、別所浩郎駐韓国日本大使を呼び、日本が査定して通した歴史教科書で独島の主権を主張することについて強く抗議した。
韓国の与党である新国家党のキム・ヨンウ首席報道官は次のように表示した。侵略歴史を歪曲する現象は日本政治家の中だけではなく、若い世代にも拡散している。これに対して非常に遺憾だと思う。日本は、歴史を忘却する国は未来がない、歴史を歪曲する国は友がないと銘記するべきだ。
独島は朝鮮半島の東部海域に位置し、面積が0.18平方キロメートルがある。朝鮮、韓国と日本はそれぞれ独島に主権があると宣言していた。現在、韓国は実際に独島を制御している。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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