湖北省の新聞「長江日報」が31日に伝えたところによりますと、武漢大学では30日から桜の花見の入場券販売を終了し、人と車両が通常通り通行できるようになりました。
大学の管理センターの責任者・黄徳明主任は「現在キャンパスの8割の桜の花が散っている。今年の春は低い気温が続いたため、開花時間は例年よりやや遅いものの、花期はこれから先10日あまり続くだろう」と述べました。
また、大学の生命科学学院の植物学者・汪小凡教授が明らかにしたところによりますと、見遅れた観光客も失望する必要はなく、垂枝桜と遅咲き桜はちょうど見ごろだということです。垂枝桜は3月末から4月初めに咲き、日本の遅咲き桜は4月初めに咲きますが、これらの桜は花期が15日から20日と最も長く、ゴールデンウィーク期間まで咲く可能性もあり、鑑賞に向いています。
このほか、武漢大学では木蓮、海棠の花なども近いうちに咲くとみられ、桜とともにこれらの花も観賞できるということです。
写真は30日、武漢大学の公式ウェイボーに掲載されたものです。