3月28日、シンガポールの国会議事堂で、中国の習近平国家主席の特使、国家副主席の李源潮氏はシンガポールのリー・クアンユー元首相の弔問に訪れた。新華社記者 鄧智煒 撮
【新華社シンガポール3月30日】3月29日午後、シンガポール政府はリー・クアンユー元首相のために国葬を行い、中国の習近平国家主席の特使としての李源潮国家副主席は葬儀に出席するためにわざわざシンガポールに赴いた。
李源潮国家副主席は習近平国家主席を代表して、中国政府と中国人民の名義でリー・クアンユー先生の逝去に深い哀悼の意を表し、シンガポール側に習近平主席の伝言を伝えた。
習近平主席はシンガポールのリー・シェンロン首相への伝言の中で、リー・クアンユー先生の逝去に深い悲しみの意を表した。習近平主席は次のように述べた。リー・クアンユー先生はシンガポール共和国の創始者であり、国際社会から幅広く尊重される政治家と戦略家でもある。彼は中国人民の旧友で、私が非常に尊敬する知者と年長者である。中国・シンガポール関係の創始者、開拓者、推進者として、リー・クアンユー先生は中国の一世代前の指導者たちと共に中国・シンガポール関係の発展方向を明確にし、両国人民の友誼の増進、両国協力の開拓のために極めて大きな貢献をした。現在、中国・シンガポールの関係は好ましい発展の勢いを保っている。私は中国・シンガポールの友好的な協力の発展を非常に重視している。中国側はシンガポール側と共に、両国の伝統的な友誼を堅持して発展させ、中国・シンガポール国交樹立25周年にあたる今年を契機にして、善隣友好関係を強固し、互恵協力を深め、両国と両国人民により多くの福祉をもたらすよう望んでいる。