今回のボアオ・アジアフォーラム2015年年次総会は「アジアの新未来:運命共同体へ向けて」をテーマとし、ちょうどいい時期だと言え、重要な現実的な意義もあれば、長い歴史的な意義もある。みなさんが言いたいことを存分に言って、アジアと世界平和と発展のために卓見を貢献するよう望んでいる。
歴史は、いつも重要な時間節で人々の追憶と再認識を蘇る。今年は世界反ファシズム戦争及び中国人民抗日戦争勝利70周年、国連成立70周年、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)開催60周年、東南アジア諸国連合が建設する年だ。これは記念すべき重要な年で、人々に歴史を銘記させ、過去を鑑にして、未来を展望する重要な時期である。
70年以来、世界はかつてない深刻な変化が起き、歴史的に人類の運命を変えた。全世界の殖民体系が崩し、冷戦の対峙が存在しなく、各国の相互連絡と相互依存は日増しに深め、平和、発展、協力、ウィンウィンの時代潮流が前へ進め、国際の力の対比は世界平和を守ることに有利な方向へ発展し、国際情勢の全体の安定を保ち、各国の共同発展を促進する面ではより多くの有利な条件を備えている。
70年以来、アジアの情勢はかつてない変化が発生した。地区の各国は民族の独立を実現し、自分の運命を掌握でき、地域と世界の平和擁護するパワーを強化した。アジアの諸国は率先に平和五原則を提唱し、またアフリカ諸国と共に、アジア・アフリカ会議で国家関係を処理するための十原則を提出した。これらの全てが国家関係を正しく処理、新型の国際関係を作り出すために歴史的な貢献を出した。
70年の歴程を振り替えし、今日のアジアが取った発展の成果は、アジア各国の人民が代々持続的に努力した結果で、多くの政治家と有識の人士が苦労して努力した結果だ。明日、シンガポールはリー・クアンユー元首相のために国葬を行う。リー・クアンユー先生は国際社会の尊重を受ける戦略家と政治家で、アジアの平和と発展、及びアジアと世界の交流と協力のために素晴らしい貢献をした。この場を借りて、私はリー・クアンユー先生を含めるアジアの平和と発展のために貢献をした先賢に、崇高な敬意を表したい。
アジアは運命共同体に歩んで行き、アジアの新しい未来を打ち立てるため、世界の前進の歩みの中で前進し、世界の発展の流れ中で発展しなければいけない。