ドイツ連邦議会は27日、ギリシャ支援を6月まで延長することを圧倒的多数で可決しました。連邦議会の統計結果によりますと、投票した議員587人のうち、賛成票は542票、反対票は32票、棄権は13票だったことが分かりました。
現行のギリシャ支援は2月末に期限を迎えます。ユーログループ(ユーロ圏各国の財務相による会合)はギリシャへの金融支援を4カ月延長することで合意しました。ただし延長の発効はユーロ圏各国での可決が必要となっています。
ドイツのショイブレ財務相は採決を前に議員らに対し「ギリシャの支援延長は救済協議を成功裏に終わらせるために時間的余裕を与えるものだ。ギリシャに対する改革要求の弱体化を意味するものでもなければ、ギリシャにより多くの資金援助をつぎ込むことでもない」と述べました。
(中国国際放送局)
推薦記事:
中国、ドイツ指導者が第2次大戦に対する誠意のある態度を称賛