【新華社国連2月25日】王毅外交部長は23日、ニューヨーク・国連本部で国連の潘基文事務総長と会見した。

   王毅外交部長は潘基文事務総長が中国側の提議し開催した安全保障理事会公開討論会に特別に出席してくれたことに感謝した。王毅外交部長は次のように述べた。中国側のこの提議は国際社会の広範な支持と歓迎を獲得し、80カ国余りの代表が次々に発言を求めた。これは当面の不安定で定まらず、更には「秩序を失った」と称する者さえいる国際情勢のもと、各当事者がいずれも国連、特に安全保障理事会がいかにあるべき役割を発揮し、尽くすべき職責を履行するかについてより関心をもち、国連創設70周年において『国連憲章』の趣旨と原則に対する承諾について重ねて言明し、憲章によって確定された国際関係の基本的準則を再度確認する必要があるとみなしていることを十分に説明している。本日の会議はこれについて明確且つ一致したシグナルを発し、同時に今年の国連創設と世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念する一連の活動の序幕を開いた。中国側は国連側と緊密に協力し、これらの活動をしっかりと行い、真に歴史を鏡として、未来を切り開く役割をもたらせるよう望んでいる。

   潘基文事務総長は中国側による今回の安全保障理事会公開討論会の開催成功に感謝し、国連創設70周年に当たり、上述の会議がなおさら適時で、重要で、国連側がこれに対し完全に支持し、中国政府が国際の平和擁護方面において国連の業務への支援に感謝すると強調した。潘基文事務総長は次のように述べた。中国側は気候変動への対応および持続可能な発展の推進などの方面でも重要な役割を発揮している。中国側が2015年以降の開発アジェンダ交渉、パリ気候変動大会および開発資金会議に対して引き続き支持・参与を行い、このために中国の貢献を行うよう望んでいる。

   （新華網日本語）

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