アメリカのジュネーブ駐在国連代表団の高官は、アメリカとイランの代表が20日午前、ジュネーブでイラン核問題を巡る新たな2国間協議を開始したことを明らかにしました。 この高官によりますと、今回の非公開協議では、遠心分離機の数や規定に違反した場合の制裁措置などイラン核問題の関連事項の細部について討議されたということです。
今回の協議には、アメリカのシャーマン国務次官(政治担当)とイランの核協議の代表を務めるアラグチ外務次官がそれぞれ代表団を率いて参加しました。双方の代表団が先行して協議を行った上で、22日にはアメリカのケリー国務長官とイランのザリフ外相も協議に加わる予定です。
また、アメリカとイランの2国間協議が終了した後、イラン核問題を巡る協議に参加する他の関係国(イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)の代表も協議に加わり、関連問題について引き続き討議する見込みだということです。
(中国国際放送局)
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