中国国家海洋局の王宏局長は9日全国海洋工作会議で、2015年に中国は海洋権益の保全を強化し、海・空の立体化システムを完備させ、全海域における資源開発の巡航検査などを定期的に行うと明らかにしました。
王局長は「2014年、釣魚島における巡航の常態化を堅持し、黄岩島のコントロール保持、仁愛礁や南北康暗沙海域の主権保護など、海洋権益維持のための法執行水準を高め、中建南プロジェクトの実施過程では、ベトナムの大規模な破壊行為を阻止した」と述べました。
2015年の目標について王局長は、「島嶼の主権を断固として守り、長期的に準備すること。釣魚島巡航の常態化を継続し、黄岩島のコントロールをしっかりと行うこと。また、海上の犯罪取り締まりを強化し、海警チームの整備を加速し、漁船の違法操業の取り締まりなどを重点的に行うこと」と指摘しました。
(中国国際放送局)
推薦記事:
外務省、南麂島での建設は通常の建設工事