国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は6日文章を発表し、「世界経済は依然として下振れリスクに直面している。20カ国・地域(G20)のメンバーは直ちに行動を取り、去年のブリスベーン・サミットで合意した経済成長を促すという約束を履行すべきだ」と指摘しました。
ラガルド専務理事はIMFの公式ウェブサイトに載せた文章で、「我々は行動しなければ、世界経済というマンモスタンカーは低速成長と雇用率低下という浅い水域から抜け出せない」と述べました。
IMFは先月発表した「世界経済見通し」の中で、2015年と2016年の世界経済の成長率をそれぞれ0.3ポイント引き下げ、3.5%と3.7%に下方修正しました。
ラガルド専務理事はG20のメンバーに対し、ブリスベーン・サミットで合意した経済成長を促すという約束を直ちに履行し、構造改革と金融監督管理の強化やインフラ施設の整備、貿易自由化の促進などに取り組むよう呼び掛けました。
(中国国際放送局)
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