南宋の古い沈船「南海一号」は今まで中国国内で見つかった最も古い年代、最大の船体、一番完全な保存を持つ沈船であり、「海上シルクロード」の主要航路に保存される貴重な文化遺産である。
1987年に発見されてから、2007年に全部引き揚げられるまで、海の底で800年間余り沈んでいた「南海一号」が中国の広東省の海上シルクロード博物館である「水晶宮」に収集された。7年間の保護的な発掘を経て、沈船の表面に積んでいる土砂や海の砂、貝殻などの凝結物が一階ずつ取り除かれており、船倉にある6万点余りの南宋磁器が再現した。