中韓自由貿易区は地域市場の相互接続とバリューチェーンの融合を促進する

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-01-19 17:02:53 | 編集: 王珊寧
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 【新華社温州1月19日】中韓自由貿易区の実質的な交渉が終了した。中国と韓国に自由貿易区を設置した後、両国の貿易分野への投資にどんな変化が生じるのだろうか。両国の企業家はどのような新しい投資の機会を得るのだろうか。中韓産業協力(温州)サミットに出席した専門家、学者らがこれらの問いに回答した。

  商務部投資促進事務局の楊依杭副局長は、次のように表明した。中韓両国は2012年5月に、自由貿易区交渉をスタートし、2014年11月に実質的な交渉が完了し、双方がサービス、投資、金融、通信などの分野で10項目の協定に合意した。自由貿易区は、地域貿易と投資の一体化にとって、積極的な作用があり、両国企業の交流と協力、地域市場の相互接続のために新しい機会を提供する。商務部投資促進局は将来的、先端の製造業、映画・テレビ制作、文化・創意、高齢者養老医療などの中国と韓国の優位性を相互に補完できる産業において、中国と韓国の投資促進活動を展開していく。

  韓国大韓貿易投資振興公社の洪彰杓中国区副総代表は、次のように述べた。中韓自由貿易区の設立後、両国のバリューチェーンと産業の分業化に変化が起こる。相互に市場を共有し、韓国の対中投資の特徴とモードにも変化が生じると予想される。

 「中韓自由貿易区は、中国と韓国を中心とする地域バリューチェーンの融合を促進する。」商務部国際司二処の陳寧処長は、次のうに説明した。中韓の産業協力は緊密で、両国は相互間の産業チェーンの急速な融合と上昇(アップグレード)に直面すると見られる。一定期間の過渡期を経て、中韓両国の市場は次第に全面的に開放され、既存の相互間の産業が調整され、モードの転換とアップグレードが実現する。この産業チェーンの調整と上昇(アップグレード)は、東アジア地域全体、アジア太平洋地域の産業チェーンの移転にとって、大変、重要な促進作用を担うと考えられる。

(新華網日本語)

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