中国財務省は16日に、全国の条件を満たす地区で、外国人旅行者が買い物をした際、消費税を免税にすると発表しました。
中国は2011年1月1日から海南省で外国人旅行者に対し消費税の免税を試行してきました。この試行に基づいて、さらに調整、整備したうえで今回の決定が発表されました。
財務省税政局によりますと、海南省の試行と比べ、主に3つの調整があります。1つめは、出国税関の範囲を拡大しました。空港のほか、水路と陸路の税関でも実施します。2つめは免税対象となる品目が21種類だったものが、持ち出し禁止、制限品と付加価値税免税品以外の品物まで拡大されました。3つめは免税の最低購入金額が800元から500元に引き下げられました。この決定が発表された16日から、財務省、税関総署と国家税務総局は条件を満たす地区の報告・記録を受理すると共に、免税を実施する地区と開始時期を発表します。外国人旅行者は免税政策が実施される地区で買い物した際、物品に付加された消費税11%が免税となり返金されます。
(中国国際放送局)
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