トークゲスト大瀬善之(Ose Yoshiyuki)
衛材(中国)薬業有限公司の代表取締役、当年51歳。東京理科大学薬学部制薬学科を卒業し、2012年に順天堂大学大学院医学研究科で博士号を取得。1989年に日本・エーザイ株式会社京都府支部に入社。医薬情報担当者(Medical Representative)として13年間従事し、後に医薬マーケティング部に移って10年間勤務し、2012年に衛材(中国)薬業有限公司の代表取締役兼戦略企画本部本部長に就任、2014年に衛材(中国)薬業有限公司の代表取締役に就任した。
トークゲスト馮艶輝
衛材(中国)薬業有限公司の総経理、当年43歳。瀋陽薬学院卒業。当初は中国の製薬会社販売員を担当し、堅実な足取りで障害や困難を克服して、世界製薬?医薬品業界ランキングトップ20の中国に拠点を置く外資系製薬会社の総経理に昇進してきた。同期間にアボット製薬全国販売ディレクター、ファイザ-浙江海正薬業COO、衛材(中国)薬業有限公司副総経理兼医薬事業部本部長、衛材(中国)薬業有限公司総経理を歴任。
インタビュー内容
大瀬董事長 メッセージ
衛材(中国)は非常に早い時期から現地化を推進して、オペレーションもほぼすべて中国人で、そして管理層も今ほぼ中国人になっているという体制をとっています。中国の方々とはよりよい信頼関係を作って、働きしやすい環境を作って、中国の現地の方々をローカリぜーションを速く進めて、よりスピーディに中国の人たちが、より現地の情況を分かった形で事業をやってくれた体制になるのが中国での成功のポイントかなあと私が思っています。
総経理 メッセージ
我が社の経営理念はhhcです。これは聞いて覚えやすいと思いますが、すなわち「human heath care」です。しかし、その意味は簡単なものではありません。患者様とご家族に満足していただけるように、社員は一人ずつ毎年少なくとも1%の仕事時間をかけることが要求されています。社員最前線に赴き、患者様と一体化して、患者様の喜怒哀楽とニーズを知り、衛材のできることを探しにいきます。製品だけでなく、ほかのサービスもしなければなりません。これは社員一人ずつに対する要求・人事考課です。
CSRに関する事績
CSRに関する事績
特集概要
特集概要
- 「在中国日系企業インタビュー録」は新華網日本チャンネルと中国日本商会が共同でリリースするハイエンドなインタビュー番組である。私たちは在中国日系企業・機関の主な担当者を招いて、中国での経営経験や、企業が履行している社会的責任などの問題をめぐって語っていただく。この「インタビュー録」に「他山之石(た ざんのいし)」になり、より多くの外資系企業の「中国進出」、及びより多くの中国企業の「海外進出」に、長期的な知恵と経験を提供することができるものになるよう期待している。