河北省滄州(そうしゅう)市で開かれた就職フェアで、求人情報を閲覧する大学生。(11月14日撮影、滄州=新華社配信)
【新華社北京12月10日】中国青年報が報じた企業の雇用に関する報告によると、新型コロナウイルス感染症の影響にもかかわらず、中国企業の約58%が今年の大卒者採用を増やした。
調査に回答した企業の約74%が大卒者を対象としたオンライン採用活動を実施した。また、回答した大卒者が就職先を選ぶ際に重視したのは「従業員を大切にすること」がトップで、以下「将来性」「給与」「賞与」「信頼性」の順だった。
調査対象学生の27%以上が国有企業に就職したいと回答し、約26%が事業単位や政府部門に就職したいと答えた。地域別では、北京市や上海市などの大都市が求職者の間で人気だった。
今年、中国では前年より40万人多い、874万人が大学を卒業し、過去最高を記録した。
報告は中国の大手求人サイト「智聯招聘」と北京大学社会研究センターが2005年に共同で始めたもので、11年から毎年、発表している。
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