世界で初めて「華竜1号」を採用した原子炉のある福清原子力発電所。(9月1日撮影、小型無人機から、福州=新華社配信)
【新華社福州10月23日】中国福建省にある中国核工業集団の福清原子力発電所によると、中国が独自開発した第3世代原子炉「華竜1号」を初めて採用した5号機の原子炉が21日、初めて臨界状態に達した。これにより、5号機は正式に運転状態に入った。
「華竜1号」は、中国が完全に独自の知的財産権を保有する第3世代原子炉設計技術。同発電所5号機は2015年5月に着工し、今年9月には燃料集合体177体の装荷を完了している。(記者/張華迎)