11日、生まれたばかりの赤ちゃんを抱く「珠珠」。(西安=新華社配信)
【新華社西安10月13日】中国陝西省林業科学院秦嶺ジャイアントパンダ繁殖研究センターは11日、同センターの20歳の雌パンダ「珠珠(ジュジュ)」が同日午前9時31分、雄の赤ちゃんを出産したと明らかにした。赤ちゃんの出生体重は167グラム、発育は良好で母子共に健康だという。同センターでは今年、3回の出産で4頭のパンダが誕生している。
「珠珠」は2000年生まれで、動物園などで飼育されるジャイアントパンダの中では「高齢」にある。目下、同センターで出産数が最も多く、出産年齢が最も高い雌のパンダとなっている。
研究センターには現在、32頭のジャイアントパンダが暮らしている。(記者/劉彤)