26日、湖北省の荊門漳河空港で初飛行に臨む「領雁」AG50軽量スポーツ機。(武漢=新華社配信)
【新華社武漢8月27日】中国の航空機製造大手、中国航空工業集団が独自に研究開発した軽量スポーツ機(LSA=light sport aircraft)「領雁」AG50が26日午前8時38分、湖北省荊門(けいもん)市で初飛行に成功し、国産航空機の新メンバーに加わった。
航空工業通飛所属の特殊飛行器研究所が独自に研究開発した同機は、航空クラブ、運航会社、飛行学校、個人飛行の市場ニーズに合わせる、安全・快適で低コストのオーダーメード軽量スポーツ機。
並列2座席、高翼の単葉機で、標準尾翼レイアウトを採用。流線型の機体に前部3点固定式着陸装置を装備、最大離陸重量650キロ、有効積載量245キロ。最長航続距離は650キロ、最大飛行速度は毎時222キロとなっている。