【新華社成都6月5日】中国四川省成都市は今年3月、露店による道路の一時占用や路面店の路上への一時的な展開などを許可する措置を発表した。道路の一時占用による営業の際は視覚障害者用の通路や非常口の通行を妨げたり、他人の利益を侵害したりしないこと、また新型コロナウイルスの感染対策や清掃を徹底することが求められる。
同市の都市管理委員会によると、5月28日時点で市内の路上に一時的に設置された露店は2230軒、路上へ展開した営業拠点は1万7147カ所、移動販売許可を得た営業拠点は2万130カ所。就業者数は10万人以上増加し、中心市街地の飲食店における職場復帰率は98%を超えた。