31日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた運搬ロケット「長征2号D」。(酒泉=新華社配信/汪江波)
【新華社酒泉6月1日】中国は31日午後4時53分(日本時間同5時53分)、酒泉衛星発射センターから運搬ロケット長征2号Dを使い「高分9号2番機」と「和徳4号」の衛星2基を打ち上げた。2基はいずれも予定軌道への投入に成功した。
高分9号2番機は光学リモートセンシング衛星で、地上の画像解像度は最大でサブメーター級に達する。国土調査や都市計画、道路網設計、防災減災などに用いられ、「一帯一路」建設などに対する情報サポートも行う。
和徳4号は北京和徳宇航技術が開発・製造した。船舶の航行状態や航空便の飛行状態、モノのインターネット(IoT)情報の収集を行う。