3日、カナス川のほとりに広がる樹氷の風景。(小型無人機から、アルタイ=新華社記者/宋彦樺)
【新華社アルタイ1月5日】真冬を迎えた中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区のカナス(喀納斯)風景区では、このほど雪が降り、雪化粧した雪原や結氷した湖、樹氷が童話の世界に迷いこんだような幻想的な風景を作り出している。アルタイ山脈の奥地に位置する同風景区は、2019年の冬からインフラ投資を拡大。除雪機を購入・使用することで、同風景区の全路線260キロが滞りなく運行できるようにした。また同年10月にはカナス空港初の冬季運航が実現し、今ではウルムチ、アルタイなどへ向かう路線が就航している。このように、交通事情が大きく改善されたことから、美しい冬景色を楽しもうと同風景区を訪れる観光客がますます増える見通しだ。