6日、コルク画の創作に励む呉芝生さん。(福州=新華社記者/林善伝)
【新華社福州12月12日】1914年に始まり、中国福建省福州市を発祥地とする福州軟木(コルク)画は、悠久の歴史をもつ寿山石彫、芯材を持たない漆器、脱胎漆器とともに同市の工芸美術の「三宝」と称される。2008年に国務院により第2次国家級無形文化遺産リストに登録された。福州コルク画の5代目継承者、呉奕紅(ご・えきこう)さんは、コルク画を使ってカーアクセサリーやネックレスなどのおしゃれな装飾品を作っている。今では4代目継承者の呉芝生(ご・しせい)さんと娘の呉奕紅さんの努力により、コルク画芸術が学校や工場で紹介され、人々に注目されるようになったという。