5日、輸入博に出展したカネボウのブース。(上海/新華社記者=陳雨寧)
【新華社上海11月7日】第2回中国国際輸入博覧会が5日、上海で開幕した。日本の大手化学メーカー花王傘下のカネボウ化粧品は、昨年の積極的な出展に続き、今年も多くの化粧品ブランド製品を出展した。
花王執行役員でカネボウ化粧品社長の村上由泰氏は輸入博会場で、カネボウにとって中国市場は最も重要な海外市場だと述べた。また、中国市場を非常に有望視しており、輸入博が中国経済の発展と国内外の交流促進に大きな役割を果たすことを期待しているという。さらに、同社はここ数年、中国での各業務で一定の成績を収めており、2020年には中国市場の消費の高度化に沿う形で多くの商品を発売したい考えだ。
カネボウは今年、昨年を上回る面積で出展し、中国の若い消費者の間で人気のあるKATE(カイト)やfreeplus(フリープラス)の特設コーナーを設け、多様な商品を展示し、その場での体験も行っている。また、今年は花王のファインファイバーを重点的に紹介し、アリババのプラットフォームを通じて、この高級化粧品ブランドで採用された新技術を中国に導入したいという。(記者/呉寒氷、陳雨寧)