中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理(左)は17日午後、ロシア・サンクトペテルブルクで同国のメドベージェフ首相と共に中ロ首相第24回定期会合を主宰した。(サンクトペテルブルク=新華社記者/丁林)
【新華社サンクトペテルブルク9月18日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は17日午後、ロシア・サンクトペテルブルクで同国のメドベージェフ首相と共に中ロ首相第24回定期会合を主宰した。
李克強氏は、今年は中ロ国交樹立70周年であり、両国が戦略的協力を強化し、実務協力を拡大することは、双方に有利なだけでなく、地域さらには世界の繁栄と安定の擁護に前向きのシグナルを発信することにもなると指摘。中国は「一帯一路」構想をユーラシア経済連合とよりよく連携させ、二国間貿易の安定した成長の勢いを維持していきたいとの考えを示し、貿易・投資の円滑化水準を高め、二国間貿易額の倍増という目標を努力して実現していきたいと語った。
メドベージェフ氏は、対中関係の発展はロシア外交の優先的方向であり、ロシア自身の発展のニーズにも合致していると表明。ロシアは中国との戦略的意思疎通と実務協力を深め、エネルギーなど従来の分野での協力を着実に行うとともに、人工知能(AI)やロボットなどハイテク分野での協力を拡大し、双方の貿易規模をさらに拡大していきたいと述べた。
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