16日、小型無人機から撮影した靖辺県の西草灘(せいそうたん)湿地公園。(靖辺=新華社記者/陶明)
【新華社靖辺8月18日】中国陝西省楡林(ゆりん)市靖辺(せいへん)県はムウス(毛烏素)砂漠の南端にある。1960年代には県境からわずか500メートル先に草1本も生えていない砂漠が広がっていた。数十年にわたって対策を続けた結果、現在の同県の森林カバー率は38%、市街地でも40%に達し、広大な砂地が森林や草原、良質な農地へと変わった。