18日、下涯鎮之江村の、朝霧に包まれた新安江で漁民の生活を再現するショーを行う唐玲瓏さんと邵竹蓮さん。(建徳=新華社記者/翁忻暘)
【新華社建徳7月23日】中国浙江省建徳市下涯(かがい)鎮村民の唐玲瓏(とう・れいろう)さんと邵竹蓮(しょう・ちくれん)さん夫婦は毎日、地元を流れる新安江に船を浮かべ、写真愛好家のために、漁民の生活シーンを再現している。2010年ごろから農村観光がブームになると、建徳市の中心部でビジネスをしていた夫婦は、下涯鎮にUターンし、川に漁船を出し、幼い頃からよく知っている漁民の生活を演じて披露することにした。毎年5月から9月にかけての観光シーズンになると、2人は天候にかかわらずほぼ毎日、朝晩2回の公演を行っている。地元で生計を立てることができ、故郷の山水に風情を添えられるため、骨は折れるがやりがいがあるという。