11日、最初の作品「フクロウ」の制作過程を説明する馮書宣さん。(長春=新華社記者/王昊飛)
【新華社長春7月15日】中国吉林省の長春動植物公園で、動物をモチーフにした彫刻・絵画作品40点以上が園内の木の上に登場し、来園者の注目を集めている。生き生きとした作品の数々は、同公園の工芸職人、馮書宣(ふう・しょせん)さんによって生み出された。馮さんによると、制作の目的は元々、樹皮の傷が目立たないようにすることだったという。木を傷つけないことを前提に、絵の具やパテ、廃材、保温管などの材料に研磨やつや出しなどを施して完成した作品群が、公園の新たな顔になっている。