中国山東省青島市の西海岸新区で2日、「デマンドバス」が正式に運行を開始した。「デマンドバス」は先行的に同区の長江路と井岡山路の境界付近を中心に、84カ所のバス停を設置。乗客はスマートフォンで乗車地点と降車地点を入力して予約する。「デマンドバス」が情報を受信すると、近くのバスが最適な路線を自動で設定し、目的地の近い乗客を乗せて運行する。これによりバスの「乗客のデマンドによる発車・路線選択・停車」が実現し、市民の外出効率が向上する。