会談に先立ち、人民大会堂北ホールでモレノ大統領の歓迎式典を行う習近平主席。(北京=新華社記者/李涛)
【新華社北京12月13日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は12日、北京の人民大会堂でエクアドルのモレノ大統領と会談した。
習近平氏は次のように指摘した。中国はエクアドルが「一帯一路」共同建設に参加し、インフラ建設や生産能力、農業、情報技術、新エネルギー、環境保護などの分野で共に協力を進めることを歓迎する。中国によるエクアドルへの融資協力は、完全に平等で互恵的なビジネスの原則に基づいており、いかなる政治的条件も付け加えていない。中国政府はエクアドルに進出した中国系企業に対し、地域の法律と法規を守り、誠実と信用を理念として経営し、自身の力で公平な競争を行うよう求めている。エクアドルが彼らのために良好な投資環境を築き、その合法的権益を守るよう望んでいる。
モレノ氏は次のように表明した。中国が提唱した「一帯一路」は重要な国際公共財で、両国を緊密につないでいる。エクアドルは積極的に参加し、幅広い分野での協力を開拓していきたい。
会談後、両元首は両国政府の「一帯一路」建設の共同推進に関する了解覚書などの二国間協力文書の調印に立ち会った。
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