現地時間3日、第一閘門で通過を待つ中国遠洋海運集団の貨物船・ローズ号の船長と通話する習近平主席。(パナマ市=新華社記者/謝環馳)
【新華社パナマ市12月5日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は現地時間3日、パナマの首都パナマ市で同国のバレラ大統領と共にパナマ運河の新閘門(こうもん)を視察した。
習近平主席と彭麗媛(ほう・れいえん)夫人が新閘門に到着するのを、バレラ大統領とロレーナ・カスティージョ夫人が出迎えた。
そう遠くない場所では、コンテナを満載した中国遠洋海運集団(COSCO、コスコ・シッピング)のコンテナ船「ローズ号」が第1閘門に停泊し通過を待っていた。同船は今年10月1日に中国山東省青島港を出航して太平洋を横断、パナマ運河経由で大西洋に出た後、米国の3つの港に入港した。この時はちょうど帰航の途中、同運河を通過するところだった。
両国元首はCOSCOの担当者から、同船の状況や同社のパナマでの経営状況についての報告を聞いた。
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