13日、「シンガポール・レクチャー」で講演する李克強氏。(シンガポール=新華社記者/劉衛兵)
【新華社シンガポール11月14日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は13日、「シンガポール・レクチャー」で「開放と融合において繁栄を共に築き、共有する」と題する講演を行った。
李克強氏は、中国とシンガポールの関係が現在、安定的に発展しており、実務協力も深く進展し続けていると表明。今回の訪問でシンガポールと共に経験を総括し、共通認識を凝集し、協力を深め、両国関係を新たな段階に引き上げていきたいと述べた。
李克強氏はまた、今回はシンガポール訪問の他、一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席し、中国・ASEAN関係の発展を一段と推し進めると強調。未来に向け、中国はシンガポールと共に手を携えて協力し、「一帯一路」共同建設を推し進め、相互接続や金融サポート、三者協力などのプラットフォームを構築していきたいと指摘し、中国とシンガポール、中国とASEANのそれぞれの関係や協力が、持続的かつ前向きに発展するよう促すとともに、アジアと世界の平和、安定、繁栄のために新たな貢献をしていきたいと訴えた。
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