7日、出迎えの人々に手を振る「大洋1号」の調査隊員。(青島=新華社記者/李紫恒)
【新華社青島11月11日】中国の遠洋科学調査船「大洋1号」は今年7月31日からの自然資源部中国大洋事務管理局による48回目の航海科学調査で、国産有索式無人潜水機(ROV)「海竜11000」の水深6千メートル級潜水テストを終え、7日母港のある山東省青島市に帰還した。今回の航海は自然資源部の承認を受け、同部中国大洋事務管理局が組織した。100日間の航海で、航行距離は約1万3千カイリに及んだ。重点調査海域は中国の国際海底コバルト・リッチ・クラスト(深海に存在する鉱物資源の一種)探査契約鉱区。